出ましたね、docomoのスマートフォン

先日ちょっと見当はずれな期待を書いてしまったNTTドコモのスマートフォンが、14日に発表されました。

FOMAの「M1000」はモトローラ製の端末で、POPやIMAP4のメールに対応し、OFFICEのデータやPDFが表示できるほか、OPERAを搭載してWEBサイトのブラウジングもPDAと同様に可能。
産経新聞の報道では「キーボード付き」となっていましたが、今回の端末にはそれらしいものはないようです。他にも用意されているのか、あるいは単なる誤報かわかりませんが、あえてキーボードにこだわる必要もないかな、と思います。

無線LANにも対応しており、公衆無線LANスポットをうまく活用すれば通信費を抑えながら快適なメールの送受信やWEBサイトの閲覧が可能です。
インターネット経由で会社のネットワークにアクセスできる環境をお持ちのかたなら、PCやPDAを持たなくてもこれ一台でかなりの仕事がこなせてしまうように思えます。
外部メモリカードも使えるようですので(TransFlashという聞き慣れないカードですが、SDカードとして使えるアダプタ付きだそうで)、メールで受信したファイルをPCに移して修正し、プレゼンといったことも可能でしょう。資料を手直しして送り返すのも簡単そうです。無線LANやBluetoothによる無線データ転送も可能になるのでしょうか、わくわくするほど便利そうです。

私が会社で与えられている携帯電話は、PHSとのハイブリッド機の「ドッチーモ」。
社内の内線電話としても使うので、こんな化石のような端末を使い続けざるを得ないのですが、ドコモはPHSのサービスをやめてしまうようですし、良い機会なので「M1000」に切り替えてくれないかなあ...
ビジネス向け端末といえど、どうやら量販店やドコモショップで購入可能とのこと。6月か7月には店頭に並ぶのでしょうか。
うーん、個人の携帯電話をドコモにするつもりは全くなかったのですが、これはちょっとばかりまずいかもしれません。

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お風呂ジャケットとな!

ソニーのロケーションフリーテレビについて、「お風呂で使いたいのに」と書いたのですが、なんとカタログによると「LF-X1専用お風呂ジャケット」なるアクセサリーがあるのですね。
LF-X1というのは12.1インチの機種で、重さはモニター部分のみで2.4kgと、家の中で使うことをメインに考えられたもののようです。このため公衆無線LANに対応していない一方で、リモコンが付属していたりお風呂ジャケットが用意されている模様。

このアクセサリーですが、実は意外なところで見つけたものです。
4月1日から10日まで、テレビ朝日の「umu」というスペースで行われている東京電力の「TEPCOミュージアム」というイベントで、浴室内でテレビを楽しむ提案として展示されていたもの。
実物をじっくり眺めると、なんのことはない、モニター部分をすっぽりと覆うビニール製のカバーでした。画面部分と、右上の操作ボタンの部分だけが透明になっています。
もらってきたカタログによると「いかなる方向から水しぶきを受けても大丈夫なJIS防まつ形」となっており、水没でもさせない限り安心なようです(とはいえ、価格は驚きの9,450円。安心料がほとんどとはいっても、安っぽいビニールの価格としては疑問です)。

改めてカタログを眺めてみると、このテレビはベースステーションに接続したDVDプレーヤやレコーダをコントロールできるリモコン機能も備えている様子。対応機種にはソニー製品以外も含まれており、DVDレコーダーをコントロールできるのなら、現段階ではかなり私の希望する浴室クライアントに近いもののようです。
とはいえ、ビニールで覆ってしまうのでは画面だって見にくいでしょうし、音声だって聞き取りづらいでしょう。デジタルカメラの画像なども見られるようですが、どうせならMP3ファイルの再生など、音楽も聴けるようにしてほしかったところ。
浴室でも使えるようになっているのはさすがソニーでしたが、やはり現時点では中途半端な印象を受けることに変わりはありません(あくまでも私の用途で、ということですのでオーナーのかたは気を悪くしないでください)。

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Here comes iPod photo

「ほしいなあ」と書きつつも、「電子辞書もほしいから、秋かな」などと煮え切らなかったiPod Photoですが、結局買ってしまいました。
さっそく音楽を転送していますが、暇をみてはエンコードしてあった音楽が7.5GBほど。まだ取り込んでいないのを含めても10GBにはならないでしょう。
残るスペースには気に入っている写真を保存し、さらに「iPod Camera Connector」を買えば外出時や旅行先でのフォトストレージとして使える算段です。

それでも、この60GBというディスクを、音楽と写真で使い切ることはないだろうな、と思っています。今後購入するものを加えてもかなりのゆとりがあるでしょう。30GBではなく60GBにしたのは、いわば安心料です。
iPod miniやshuffleがうけているのは、もちろん小型軽量ということもあるでしょうが、「60GBなんていらない」という現れとも考えられますね。

大容量ディスクの使い道としてiPodがまず示したのが、写真をシェアする、というアイディアでした。ついで、デジタルカメラの補助ストレージとしても使えるようになります。
では、次はなんでしょう?
Jobs氏は動画には否定的といいます。たしかに、これ以上大きな液晶を装備して動画プレーヤとして使うには、バッテリーライフや動画エンコードの手間など、ハードルが高いように思われます。やるなら、iPod単体で録画ができたり、DVDからiPod用の動画を簡単に取り出せたり、といった環境を整える必要があります。

動画に比べるとディスク容量を必要とする度合いは極めて小さくなりますが、電子ブックリーダーとしてはけっこういけるかもしれません。
iPodの内蔵フォントはけっこう読みやすいですし(少なくとも、私の使う電子辞書よりも読みやすさは上だと思います。バックライトの存在も大きいですが)、ニュースやweblogの記事をiPodで読むという使い方はすでに広がってもいます。「T-Time」のように、本をjpegファイルとして書き出すことでiPodをはじめとした液晶付きのデバイスをブックリーダーに変えてしまうソフトウェアもあります。
そこまでやらなくてもZaurusで読んだら? という声も聞こえてきますが、いかんせん、Zaurusはバッテリの持続時間が短すぎます。電子辞書ならば乾電池が使える、iPodならPCのUSB端子から充電が可能、というのは大きな差ですね。
電子ブックリーダーとしてのiPodの実用度、さっそく試してみたいと思っています。

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仕事では使わないけれど~英語を学ぶ気になったわけ

最近トラックバックをいただき、ときおりコメントを書きにでかけている「若手経理社員、今日も奮闘!」で、『これからの経理社員に必要なのは「会計力 + IT力 + 語学力 だ」』という上司の言葉が紹介されていました。
将来は海外勤務で経理責任者となる可能性もあるとのことで、英語の勉強を始めなければ、ということのようです。

さて、私には仕事で英語を使う機会はまったくといって良いほどありません。勤務先は海外事業をやっていないわけではありませんが、国内の事業がほとんどです。
そんなわけで、私がキャリアを考えるうえで、英語の必要性は他のかたに比べるとかなり低いのが実情です。

にもかかわらず、わたしはかれこれ3年間英会話スクールに通い、よせばいいのに今年に入ってからは読む本をできるだけ英語のものにしています。
理由は単純、海外旅行の際にもっと現地の人と話したいと思っているからです。海外といっても私が行くのはもっぱらアメリカのテーマパークやリゾート。
こういった場所では、たとえばレストランなどでもチップがあるせいでしょう、店員は頻繁に「Is everything OK?」などと聞きに来ます。頼みもしないのに料理について延々と説明をしてくれたり。けれど、英語がからっきしの私はまともな会話などできず、そのうち彼らは諦めて淡々と食事を運んできてくれるだけなのです。

難しいことを考えずとも、旅先で多くの人と話ができるのはきっと楽しいことでしょう。昨年の秋に2週間ほどアメリカに滞在し、否応なしに英語でコミュニケーションを取った経験から、その思いはより強くなっています。
私が毎週英会話の練習にでかけているのは、こんな理由からです。
もちろん、英語のビジネス関連図書がまがりなりにも読めるようになったのは、実に大きな副産物でした。「d-mate weblog」での話題も増えましたし、最近は無謀にも英語によるエントリにも手を出しています。

先日触れたように、この5月の連休には久しぶりに旅行へでかける予定です。まとまった旅行としては、2年半ぶりになります。
これまで以上に、多くの人と積極的に話し、旅を楽しめるのではないかな、と思っています。そうでなければ、3年分の英会話スクールの授業料が、かなり無駄になってしまうわけですから困ってしまうのですが...

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お風呂クライアントがほしい、読書編

ちょっと前に、ソニーの「ロケーションフリーテレビ」に関して防水・防塵化の希望を書きました。今回はその続きで、同じくソニーが出しているe-Bookリーダー「リブリエ」への要望です。
要望内容は同じく防水・防塵仕様の発売を、となるのですが、こちらのほうは現在すでにあるニーズの充足ですので、より現実味もあるのではないかと思います。

私も含めて、じっくりと暖まって疲れを取るために半身浴を実践しているかたは多いでしょう。私の場合は20~25分程度ですが、30分以上使っているかたも多いはずです。
いくら風呂好きでも、30分じっとしていては退屈ですから、音楽をかけたり本を読んだりという需要はあって、通信販売のカタログでも浴槽に渡して使う書見台を見つけることもできます。多数派ではないにしても、浴室内読書のニーズは一定の大きさがあると考えて良いでしょう。

ただ、私は不思議なのですが、あの湯気もうもうの浴室内で紙の本を読んでいると、読みにくいし本がボロボロにならないでしょうか。
ボロボロになっても良い本を選ぶのかもしれませんが、浴室読書用にわざわざゴミにしても良い本を探すのも本末転倒に思えます。

そこで、せっかくのe-Bookリーダーですから、次の仕様を満たしてもらえれば、浴室内読書に最適ではないか、と思います。
・防水・防塵仕様(浴槽内に落としても短時間なら壊れない程度)
・テキスト形式への対応
・音声読み上げ機能
3つめは絶対ではありませんが、前二者は譲れません。テキストも簡単なアウトライン表示機能があれば、WEBのニュースやweblogの記事などを変換して読むこともできるでしょう。著作権管理の観点から独自形式しか認めないにしても、せめてテキストファイルをPCで変換できるようにしてほしいところです。青空文庫をはじめ、合法のテキストファイルが山ほどあるのですから。
もちろん、対応範囲が広がるのは歓迎で、PDFやHTMLが読めたりするとすごく嬉しいです。

あ、それと私としては「メモリースティック」は勘弁願いたいです。これ以上メモリーカードの種類を増やしたくありません。
ソニーがだめなら、松下でもかまいませんけど、英文を読むこともあるので簡単なものでかまいませんから電子辞書はほしいです(シグマブックなら、テキストを変換して読むこともできますね)。
うーん、端からテキストファイルは無視のソニーに期待するよりも、ここは松下のほうが可能性はあるかもしれませんね。

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数日使ってみて

改めて電子辞書について書かれているWEBサイトを見て回っています。
こちらのサイト(リンクがおかしくなっていましたので修正しました、すみません)の掲示板では、管理者の方が実際に「XD-LP9300」を使って感じた問題点が詳細に書かれており、他の電子辞書を使ったことのない私には大変に参考になりました。

ここではこの機種の大きな問題として「複数検索時の検索速度が遅い」という点が挙げられています。やってみると、確かに遅いですね。
また検索速度の他にも、ワイルドカードを使っての検索などの細かな点での使いにくさが指摘されています。
私は他の電子辞書を使ったことがないこともあって気付かないことやまだ気になっていないことが多いのですが、辞書を使って行くに従い、より複雑な検索をしようとするとさまざまな問題がはっきりしてくるのでしょう。

使い始めてすぐ私がとまどったのは、熟語や成句の検索です。
これまでZaurusのztenやztenVを使ってきたために、熟語を検索する際には「according to」とスペースでつなげてどんどんと入力していけばインクリメンタルサーチができたのに対して、この電子辞書では単語の意味表示画面で「成句・複合語」ボタンを押すのですね。マニュアルを読まずにいきなり使い始めるもので、しばらく理解できませんでした。
また、キーボードの配列がPCやZaurusとはかなり違っているので、操作を誤ることが非常に多いです(具体的には、「決定」のつもりで「削除」を押してしまいます)。
どうやら2年ほど使い続けてきたZaurus+ztenの使い勝手が身に付いてしまっているようです。操作になれるまでしばらくかかるでしょう。

ちょっとがっかりしたのは、テキストビューワー機能です。
表示フォントの変更ができない点は前回書きましたが、いま読んでいるのが全体の中でどのあたりなのかがわからないことや、簡単に目的の場所にジャンプできないなど、長文を読むには適さないように思われます。
私の場合は、オンラインで読めるHarvard Business Reviewの記事などが中心ですので、せいぜい雑誌で5~10ページの文章ですが、青空文庫などで入手した長い小説を読もうとすると、ストレスがたまりそうです。この機能に惹かれて購入を検討されているかたは、再考の余地があるかもしれません。あくまでおまけととらえたほうがよさそう。

期待はずれのところもありますが、もちろん、辞書としては大変に重宝しています。私のいまの要求水準では、必要十分どころか猫に小判、豚に真珠といっても良いでしょう。
上述の掲示板で指摘されているような、使い勝手の不満が実感できるまで、とにかく使いまくれば貧弱なボキャブラリーも改善されるかもしれません。

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電子辞書「EX-word XD-LP9300」が到着

発売日である3月12日の夜に注文を入れ、14日の月曜日に無事ゆうパックを受け取れました。
本体はZaurusよりも二回りくらい大きく、外装が金属製であることも手伝って持った感じは重さを感じます。なんというか、密度を感じる重さで不快ではありません。残念なことに、盛り上がった製品ロゴがあまりかっこよくないので、デザイン面では高級感は薄く、この辺はもう一工夫ほしいところです。

まだ、英会話の予習のために少し使った段階ですが、辞書としてはもちろん申し分なく、いまの私には使い切れないほど。語源なども書いてあって、本来の目的(わからない/曖昧な単語の意味を調べる)を忘れて読んでしまいます。
例文も豊富なので、単に意味を調べるだけでなく語源や例文に触れることで、より深く意味を理解できるでしょう。

使い勝手の面では、ある辞書で調べたあとですぐに同じ単語を別の辞書で引きたいとき、「スーパージャンプ」ボタンをいちいち押さねばならないのは面倒に感じます。せっかく辞書のショートカットボタンがあるのだから、それを押すだけで単語を引渡してほしいところ。
また、期待していたテキストリーダーとしては、表示するフォントの大きさを変更できないのが意外でした。もちろん、懐かしいファイル名制限(8文字+.txt)は、たくさん登録したときに目指すファイルを探す際に問題となりそう。こんなのは最初の行をタイトルとして表示してくれるだけで、良いんですけどね。

それと、バックライトのない液晶は、きちんと正面から覗き込まないと見にくいです。久しぶりにこういう液晶を使いましたが、バッテリーの動作時間とのトレードオフとはいえ、英語系辞書の最高級機種なのですから他の機種で搭載されているバックライトをつけてほしかったところ。

英和や英英の辞書が充実しているのはもちろんのこと、他の英語コンテンツもかなりのもの。
たとえば、英会話の予習で文章を作る必要があったのでちょっとだけ触ってみた類語辞書も、非常にわかりやすく言い換えの言葉を見つけるのが容易で、こうしたコンテンツがきちんと網羅されているのだから決して高い買い物ではないと実感できています。まあ、辞書を日常的に活用できているかたから見れば、はなはだ初歩的なところで喜んでいるのだろうと思いますけれど。

ショックだったのは、表示フォントを最小にするとぼやけて見えにくいこと。
最近は、weblogを読むにしてもフォントを拡大することが多くなってしまい、認めたくはありませんがもう若くないようです。そのうち、最大サイズで常用するようになってしまうかもしれません。

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すでに報道された情報の焼き直しのようですね

昨日のエントリでは、記事を見かけて”お、遂に出るのかスマートフォン”と興奮したせいで、頭からWindows Moblieを搭載するものと決めてかかってしまいました。
「中途半端なMOBILER」に冷静な記事があるとおり、OSはWindowsとは限りませんね。自分で勝手にアプリケーションをインストールできるかどうかさえ、出てみなければわかりません。

なんとなく、最近は「iPAQ h6315」とかボーダフォンのこれなんかを見ていたもので、スマートフォンという言葉からこれらの既存商品に自動変換していました。
まあ、具体的内容のわかりにくい記事でしたので、自分がほしいものを勝手に期待していたわけですが、それもまた楽しみのひとつといっては強引でしょうか。

さて、件の産経新聞の記事ですが、ドコモのサイトでは対応するリリースや発表に関する情報は見つけられませんでした。
調べてみると、関連しそうなのは、昨年8月の日経による「ドコモ、第3世代携帯端末を米モトローラから調達」という記事です。
ここですでにPDAに似たデザインと機能を持ち、現行の2倍の液晶を搭載するといった記述があり、産経の記事は、この情報を元に取材を続けた結果出てきたもののように思われます。日経の記事と産経のそれとを比べると、「法人市場中心」に「三万-四万円程度」で販売される「パソコンにあるようなキーボードを」備えた端末である、という事実が新しく追加されたのみ。おそらくこの日経の記事にある計画が進んでいる、ということにすぎないようです。

新聞記事というのは気をつけなくてはいけません。
”新聞”のくせに何ヶ月も前に発表された情報にその後の取材結果を少しだけ追加して、あたかも新しい情報であるかのように報道することは決して珍しくありません(そういえば、産経新聞はつい先日も何年も前に決着のついたライブドアとイーバンクとの裁判について、突然大きな記事を配信しましたね。あれはニッポン放送株の争奪戦をめぐる悪質なプロパガンダとしか思えませんでしたが)。

というわけで、ドコモのスマートフォン発売の報は別に新しい情報ではなかったようです。おそらく、Pocket PCのような端末が突然出てくることもないでしょう。お騒がせしました。

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ドコモからスマートフォン、しかもキーボード付き

Yahoo!で紹介された産経新聞のニュースによると、NTTドコモが今年の夏にPDA機能を搭載したキーボード付き携帯電話を発売すると発表したそうです。

ドコモ、携帯にPDA機能 キーボード付き 今夏発売

記事によると「パソコンにあるようなキーボード」をもっているそうですので、文章作成にも向いているように思われます。
採用するOSについての記述はありませんが、仮にPocketPCと同様にWindows MobileとすればATOKが使えるでしょう。キーボードの大きさや形状などにもよりますが、もしかしたらZaurus以上に使いやすく高機能な文章作成マシンとなってくれるかも。

予想される価格は3~4万円程度とのこと。
これが正味の価格であれば、PDAとしてはかなり低価格の部類に入りますので性能面や拡張性についてはそれほど期待できないかもしれません。ただ、ドコモとしてシェアを高めると同時にユーザーあたり通信費の拡大を狙い、端末については戦略価格を設定した可能性もあります。

気になるのは、法人市場を中心に、という記述。
あくまで中心であって、個人向けにも販売されるかどうかが気に掛かりますし、価格設定についてもどうなるかはわかりません。
私の場合、会社の携帯電話はドコモですが、自由に端末を選べる状態ではないので自分だけこのスマートフォンを使わせてもらえることはなさそう。ぜひ個人向けにも販売してほしいもの。

記事中にもありますが、このドコモの動きに対応して、auやボーダフォンがスマートフォンを本格的に展開してくれれば、PDAをめぐる状況は急速におもしろみを増してきそうです。いま使っているauからキャリアを変えずにすむかもしれませんし。
なにはともあれ、期待を込めて今後の情報を待ちたいと思います。

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店で選んで、ネットで買う

予定通り、電子辞書を購入しました。機種はやはりカシオの「エクスワード XD-LP9300」です。
買ったのはヨドバシカメラのネット通販、在庫はあるようですから明日か明後日には受け取れるでしょう。本当なら早めに注文しておけば今日には届いたのでしょうが、念のため実物を確認してから決めたかったので発売日まで待つこととなりました。

実物はヨドバシカメラの本店で展示品を見たのですが、そこまで行ったのならその場で買えば持ち帰れたのに、とお考えでしょう。
理由は簡単で、ネット通販ならば同価格、同ポイント還元率で、しかもクレジットカードが使えるから(店頭とネットとで価格や還元率が違う場合もありますが、今回は同じく44,800円の20%還元でした)。私のカードは航空会社の提携カードなので、これで448マイルが獲得できます。マイル獲得分だけお得、というわけ。

電子辞書という商品については、初めて購入するものだったので実際に触って使い勝手や画面の見やすさなどを確認したかったのが、ネットで発売前に予約しなかった理由です。
たとえば本やDVDの場合、内容はわかった上で購入することがほとんどですから、ネットだけでも十分。むしろ、Amazonのように他の読者のレビューを参考にして選べ、在庫も豊富な分だけネット通販が向いているとさえいえます。

初めての商品を買うときに、雑誌やネット上などで得られる評判を元に通販で買ってしまえるかどうかは個人差だと思います。
とはいえ、実際に見られるならそれに超したことはありません。今回私はヨドバシで確認してヨドバシの通販を使いましたが、店とは関係のない低価格の通販を利用することもまた、消費者の勝手といえます。

店頭だけ、ネット通販だけという商売も多いですが、両者をもっているのならそれを活かすのも大事です。ヨドバシの場合、ネットで店頭展示の有無を表示して、組み合わせて選び購入することを織り込んでいるように思えます。
店舗よりも通販を低価格に設定することは困難でしょうが、ネット通販には低価格を売り物にする競合が多いことを考えると、信用力やサービス体制だけで競争力を保つのは難しそうです。クレジットカードでも店頭と同じだけのポイント還元をする、というのは、その意味で比較的低コストで(販売価格の3%内外はそれでも大きいと思いますが)顧客を逃がさない工夫の表れなのかもしれません。
私は、ありがたくその恩恵にあずかっているわけです。その代わり、ポイントを考えても多少の価格差がある場合にも、ちゃんとヨドバシを使ってますのでご容赦を。

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